ドゥブロヴニクは魔女の宅急便の舞台?公式モデルの真相と聖地巡礼ガイド
宮崎駿監督の作品づくりの根底には、「第二次世界大戦を経験しなかった架空のヨーロッパ」という独特のノスタルジックな世界観が存在します。特定の国や時代に縛られない自由な創作だからこそ、観る人は様々な実在の風景を重ね合わせることができます。
ドゥブロヴニク旧市街は、1979年にユネスコ世界文化遺産に登録された城塞都市です。車両の進入が制限された石畳の路地、迷路のように入り組んだ階段、頭上を行き交う洗濯物、そして路地裏でのんびりと昼寝をする猫たちの姿は、まさにキキや相棒の黒猫ジジが暮らしていた日常そのものです。
ジブリ作品に共通する「風の心地よさ」や「海の広大さ」を肌で感じられる環境が揃っているからこそ、旅行者はドゥブロヴニクを訪れた瞬間に『魔女の宅急便』のフィルムの中に入り込んだかのような強い没入感を覚えます。