帝京野球部はなぜ甲子園から遠ざかる?名門復活の現在地と新体制の真相
帝京高校の輝かしい歴史を振り返ると、春1回(1992年)、夏2回(1989年、1995年)の全国制覇をはじめ、甲子園通算51勝という圧倒的な実績が刻まれています。ピンストライプのユニフォームと力強い縦縞の威圧感は、昭和から平成にかけて高校野球界の象徴として君臨しました。
しかし、2011年夏の選手権出場を最後に、甲子園の舞台への扉は閉ざされたままとなっています。近年の東東京大会における戦績を見ると、決勝や準決勝などの上位進出までは果たすものの、ライバルである二松学舎大付や関東一高などの厚い壁に阻まれるケースが目立ちます。紙一重の勝負強さで全国を制してきたかつての勝負勘を取り戻せるかが、近年の最大のテーマとなってきました。