地震発生!電柱倒壊の恐怖と命を守る避難対策・無電柱化の現在地

地震発生!電柱倒壊の恐怖と命を守る避難対策・無電柱化の現在地にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

倒壊リスクを根本から絶つ手段として期待されるのが、電線を地下に収め電柱を撤去する「無電柱化」だ。現在、国土交通省を中心として全国規模の無電柱化推進計画が進められている。地中に電線共同溝と呼ばれる専用のコンクリート管を敷設し、そこに電力線や通信線をまとめて収納する工法が主流となっている。これにより、地震時の倒壊リスクを大幅に低減し、景観の向上と防災力の強化を同時に果たすことが期待されている。

自治体レベルでも積極的な動きが目立つ。東京都の小池百合子知事は「都道における電柱ゼロ」を掲げ、都市減災に向けた取り組みを強力にリードしてきた。しかし、整備には1キロメートルあたり数億円という膨大なコストと長い工期がかかる点が大きな壁として立ちはだかる。幹線道路での整備が進む一方、本当に危険とされる生活道路への普及速度の向上が、今後の大きな課題となっている。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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