大麻大学とは?世界初の実在校と国内事件の真相を徹底解明
一方、日本国内で「大麻大学」という言葉がネット上で猛烈な拡散を見せた引き金は、教育機関そのものではなく、大学大麻汚染の実態に対する世間の激しい怒りと失望でした。その象徴となったのが、運動部学生寮での薬物保管・使用が明るみに出た日本大学大麻事件です。
日本大学アメリカンフットボール部寮の家宅捜索で乾燥大麻や覚醒剤成分を含む錠剤が発見された際、社会を震撼させたのは違法薬物の存在そのものだけではありませんでした。大学上層部が第一報を把握しながら警察への届け出を約12日間にわたり見送った「空白の期間」や、関係者の会見で見られた責任転嫁の構図は、組織的な隠蔽疑惑として大手メディアやワイドショーで連日糾弾される事態となりました。
「当時の大学幹部が記者会見で見せた煮え切らない表情や、保身を優先した言葉の端々に、名門ブランドの崩壊を目の当たりにした」と大手全国紙の司法担当記者は振り返ります。この騒動を契機に、名門校の看板は揶揄され、ネット掲示板やSNSでは「大麻大学」という不名誉なラベルが貼り付けられました。
問題は日本大学一校に留まりません。関西学院大学、朝日大学、東京農業大学など、全国各地の運動部やサークルにおいて大学生大麻所持による逮捕者が続発しています。合宿所や学生寮という外部の視線が届きにくい閉鎖空間、先輩後輩の絶対的な上下関係、そして「先輩から渡されたら断れない」という歪んだ同調圧力が、キャンパス内での違法薬物の連鎖を生み出す温床となってきた事実は否定できません。