大貫妙子『4:00A. M. 』が今、世界中で愛される真の理由
大貫妙子がRCAレコード在籍時に遺した作品群は、日本のポピュラー音楽が洋楽のクオリティに肩を並べ、独自の美学へと昇華した最高峰の記録である。当時のRCAレコードのスタジオには、最高峰のレコーディング機材とトップクラスのミュージシャンが集結していた。
太く地を這うベースライン、シャープに刻まれるカッティングギター、そして空間を鮮やかに彩る管楽器。ディスコフュージョンやR&Bの要素を贅沢に取り入れつつ、大貫の透明感あふれるヴォーカルを主軸に置いたサウンディングは、現在のシティーポップシーンにおいても金字塔として君臨している。