喘息発作の重症度を見極める基準|危険サインと救急車の判断ライン
自覚症状だけでなく、医療機器を用いた客観的な数値チェックは重症度の正確な把握に欠かせません。家庭用パルスオキシメーターで測定する動脈血酸素飽和度(SpO2)と、ピークフローメーターによる呼気流量は、医療機関への連絡時にも強力な判断材料となります。
健常時のSpO2は96〜99%が標準ですが、喘息発作 SpO2 基準値の目安は以下の通りに分類されます。
- 小発作:SpO2 96%以上(酸素化は良好に保たれている)
- 中発作:SpO2 91〜95%(気道狭窄が進み、酸素不足が始まっている)
- 大発作・呼吸不全:SpO2 90%以下(重篤な低酸素血症、直ちに対応が必要)
また、日頃から自己管理を行っている方であれば、ピークフロー値の目安が極めて役立ちます。自己ベスト値の80%以上なら小発作レベルですが、50〜80%は中発作、50%未満に低下した場合は大発作と判定されます。数値が50%を割り込んだ場合は、自覚症状がそれほど強く感じられなくても気道が限界まで狭窄しているサインです。