ブルースコード進行の真髄|12小節の法則とアドリブ即戦力理論
Q1:ブルースセッションで初心者が最も弾きやすい定番のキーは何ですか?
A1:ギタリスト主体のセッションであれば「Key of E」または「Key of A」が最も一般的です。開放弦をフルに活用した重厚なリフやオープンコードでのボイシングが容易なためです。一方、管楽器(サックスやトランペット)が参加するジャズ寄りのセッションでは、移調がしやすい「Key of F」や「Key of Bb」が標準となります。
Q2:セッション現場で「クイックチェンジがあるかどうか」は事前にどう確認すればよいですか?
A2:曲が始まる前のカウント時や打ち合わせで「クイックありで」「ワン・フォー(1-4)でいきます」と伝えられるのが一般的です。特に事前の指示がない場合でも、2小節目に入る直前にバンドリーダーやフロントプレイヤーがネックを上げるなどの合図を出すケースが多いため、周囲の視線と音の出だしに注意を払いましょう。
Q3:ターンアラウンドの2小節目(12小節目)で弾くべきコードは何ですか?
A3:基本はドミナントコードである「V7(Key=AならE7)」です。次のコーラスの1小節目(I7)へ強力に解決しようとする推進力を生み出す役割を持っています。曲の最後のエンディング部分のみ、V7へ行かずにトニック(I7やI9)でジャーンと解決して終了します。
Q4:マイナーペンタしか弾けない状態から、手っ取り早くコード感を出すコツはありますか?
A4:5小節目のIV7(Key=AならD7)が鳴った瞬間に「マイナー3度(C音)」を、1小節目のI7(A7)では「メジャー3度(C#音)」を意識して着地音にする練習が最も効果的です。たった半音の弾き分けですが、これだけで聴き手にはコード進行に完全に追従しているプロフェッショナルな印象を与えられます。