辺見マリの現在の姿と波乱万丈な人生|娘えみりとの絆と今の暮らし
彼女の歩みを語る上で欠かせないのが、昭和芸能史に残る鮮烈なデビューと私生活の激変です。京都で育ち、1969年にシングル『ダニエル・モナムール』でデビューを飾ると、翌1970年にリリースした代表曲『経験』が爆発的な大ヒットを記録。「やめて……」という吐息交じりの印象的なフレーズと魅惑的なダンスで日本レコード大賞新人賞を受賞し、一躍トップアイドル・シンガーとしての地位を確立しました。
しかし、人気の頂点にあった1972年、トップアイドル歌手だった元夫・西郷輝彦との電撃結婚を発表し、弱冠21歳で芸能界をきっぱりと引退します。世間を驚かせた二人の間には、後にミュージシャン・プロデューサーとなる息子・辺見鑑孝と、タレント・女優として活躍する娘・辺見えみりが誕生しました。
誰もが羨むスター夫婦に見えた二人でしたが、多忙によるすれ違いや価値観の違いから1981年に離婚が成立。シングルマザーとして幼い二人の子どもを引き取った彼女は、生活を支えるために芸能界への復帰を決意し、ここから新たな苦難の道が始まります。