鼻血が止まらない原因は病気?何分で危険か救急の受診目安と正しい止め方
一方で、幼児や学童期の子供が「朝起きると枕が血だらけになっている」「頻繁に鼻血を繰り返す」といったケースに悩まされる保護者は非常に多く見られます。
子供の鼻血の約9割は、鼻の入り口から約1cmほど奥にある「キーゼルバッハ部位」からの出血です。このエリアは細い毛細血管が網目状に集中しており、表面の粘膜が非常に薄い構造をしています。そのため、以下のような日常的な刺激で容易に出血します。
- 指で鼻をほじる、強く擦るなどの物理的刺激
- アレルギー性鼻炎や風邪による粘膜の炎症・かゆみ
- 冬場の空気の乾燥やエアコンによる粘膜の乾き
- 入浴や激しい運動による一時的な血流増加・のぼせ
子供の血管は柔軟性があるため、正しい小鼻の圧迫を行えば5〜10分程度で止まることがほとんどです。ただし、頻繁に繰り返す場合はアレルギー性鼻炎の治療を行って鼻を触る癖をなくすことや、室内の加湿を徹底する環境整備が有効です。