北斗の拳トキ最強説の真実!病気の死因とラオウ戦に秘めた壮絶な宿命
ファンの間で今なお語り草となっているのが、いわゆる「北斗の拳 トキ 最強説」です。作中においてラオウ自身が「もしトキが病気でなければ、北斗神拳伝承者はトキだった」と断言しており、原作者である武論尊氏や作画の原哲夫氏の過去の対談でも、トキの拳の冴えは四兄弟随一であったことが繰り返し示唆されています。
最大の特徴は、対比されるトキの柔の拳と剛の拳の違いにあります。ラオウが天を衝く威圧と圧倒的な破壊力で相手を粉砕する「剛の拳」であるのに対し、トキは激流をいなす水のように、相手の力を受け流し無力化する「柔の拳」を極めました。相手が強大であればあるほど、その力を利用して制する柔の拳は、剛の拳を振るうラオウにとって最大の天敵でした。
「トキがもしも元気なら」という仮定において、多くの武論争で結論付けられているのは、純粋な武術としての完成度ではラオウを上回っていたという事実です。カサンドラでの救出直後、病に冒された衰弱状態でありながらラオウと互角の打ち合いを見せた事実が、全盛期の彼がいかに神域に達していたかを雄弁に物語っています。