ベーチェット病の陰部潰瘍と性病の違い|見分け方と初期症状を徹底解説
ベーチェット病には単独で病気を100%確定できる特定の血液検査マーカーが存在しません。そのため、厚生労働省の診断基準に基づき、主症状と副症状(関節炎、消化器病変、血管病変、中枢神経病変など)の組み合わせを臨床的に積み上げて診断します。
4大主症状がすべて揃う「完全型」、主症状3つ(または主症状2つ+副症状2つなど)が揃う「不完全型」などに分類され、遺伝的素因として白血球の型であるHLA-B51やHLA-A26の陽性率が高いことも診断の補助材料となります。また、針を刺した部位が赤く腫れて膿を持つ「針反応(過敏性反応)」も特徴的な所見です。
診断が確定し、一定の重症度基準を満たす場合は、国の指定難病(指定難病56)として医療費助成の対象となります。申請の流れとしては、都道府県知事が指定する「難病指定医」に臨床調査個人票を作成してもらい、住民票のある自治体の保健所・保健センター窓口へ申請書類を提出します。認定されれば「特定医療費(指定難病)受給者証」が交付され、自己負担割合が3割から2割に引き下げられるほか、所得に応じた月額自己負担上限額が設定されます。