Everybody Do the Flop元ネタと意味は?突然倒れる流行の真相
「Everybody do the flop」というフレーズの震源地は、英国出身のクリエイターであるTomSka(トムスカ)ことThomas Ridgewell(トーマス・リッジウェル)が手がけた大人気ショートアニメシリーズ『asdfmovie』です。ブラックユーモアと不条理なショートコントを猛烈なテンポで畳み掛ける同シリーズは、初期YouTubeのカルチャーを決定づけた金字塔として知られています。
問題のシーンが初登場したのは、2013年2月9日に公開された『asdfmovie6』でした。動画内に登場するシンプルな棒人間風のキャラクターが、満面の笑みで「Everybody do the flop!(みんな、フロップをやろう!)」と叫んだ瞬間、何の前触れもなく顔面からうつ伏せに倒れ込みます。それに呼応するように、背後にいた人々や、ビルの屋上から飛び降りようとしていた人物、さらには重病患者の手術中だった外科医に至るまで、画面内のあらゆる人間が即座にうつ伏せでバタンと倒れるという、極めて破壊的なオチが描かれました。
このキャラクターは後に「The Flop Guy(フロップ・ガイ)」と名付けられ、asdfmovieシリーズ屈指のアイコニックな存在となります。TomSka自身が後のインタビューや制作秘話ポッドキャストで「単に『突然人が床に激突するだけのくだらない思いつき』だったものが、ここまでの社会現象になるとは予想していなかった」と述懐している通り、理屈を完全に排除した純粋な身体的ギャグが、言語の壁を越えて世界中の視聴者のツボを直撃しました。