カマキリに昆虫ゼリーはNg?食べる理由と寿命を縮める危険な落とし穴
自然界のオオカマキリやハラビロカマキリなどは、秋に産卵を終えると霜が降りる頃に寿命を迎えて死に絶え、卵(卵のう)の状態で冬を越します。しかし、適切な温度・湿度管理を行えば、成虫のまま越冬させて年を越す長期飼育が可能です。
成虫を冬越しさせるためには、パネルヒーターや爬虫類用保温器具を用いて、飼育ケージ内の温度を最低でも20℃以上(理想は23〜25℃)にキープします。冬場は空気が著しく乾燥するため、霧吹きによる湿度維持(50〜60%)を徹底してください。
老齢期に入ったカマキリは足のフックが摩耗し、網や枝に自力で掴まれなくなる「落下事故」が増加します。ケージの床に湿らせたキッチンペーパーを敷き詰め、高さを低くしたバリアフリー環境を整えた上で、ピンセットから直接ササミやミルワームを与えることで、春先まで生き延びる個体も珍しくありません。