暗闇への異常な恐怖は病気?暗所恐怖症診断テストと大人の原因・克服法
精神医療の国際的診断基準である米国精神医学会の『DSM-5-TR』や世界保健機関(WHO)の『ICD-11』において、暗所恐怖症(Nyctophobia)は「限局性恐怖症(特定の恐怖症)」の環境型に分類されます。心療内科 精神科 診断基準では、「対象に対する恐怖が実際の危険度と釣り合っていないこと」「その恐怖を回避するために生活に著しい機能障害が出ていること」「症状が6か月以上持続していること」が重視されます。
また、臨床現場で非常によく混同されるのが、閉所恐怖症 暗所恐怖症 違いです。両者はパニック症状を誘発するトリガーが本質的に異なります。それぞれの相違点と一般的な警戒心とのギャップを以下の比較表にまとめました。
閉所恐怖症の患者は「広い体育館であっても真っ暗になればパニックになる」わけではありません。一方、暗所恐怖症の患者は「どれほど広大で安全なリビングであっても、照明を消された瞬間に恐怖が極限に達する」という特徴があります。この違いを正しく切り分けることが、的確な治療計画の第一歩となります。