耳の聞こえを良くするツボ徹底検証!耳鳴りや閉塞感を解消するプロ直伝技にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
耳周辺には数十箇所もの経穴が存在しますが、聴覚の明瞭化や不快な耳鳴り、詰まり感に対して臨床現場で多用されるのは以下の4大経穴です。位置のミリ単位のズレよりも、「指が自然に吸い込まれる凹み」と「押したときに奥へと響く重だるい感覚」を捉えることが成否を分けます。
ツボ名(経絡)解剖学的な正しい位置主な改善効果・狙い刺激時の響き感翳風(えいふう)
手の少陽三焦経耳たぶの後ろ、乳様突起と下顎角の間の深い窪み。内耳動脈の循環促進、顔面神経の緊張緩和、耳鳴りの沈静化。耳の奥から喉元にかけてズーンと抜ける感覚。聴宮(ちょうきゅう)
手の大陽小腸経耳珠(耳穴の前の突起)の直前。口をわずかに開けた際に大きく窪む場所。聴宮による聴力改善効果、高音域の聞き取り向上、耳管機能調整。耳の穴の深部と顎関節にジンと広がる刺激。耳門(じもん)
手の少陽三焦経聴宮のわずか指半分上。耳珠の上の切れ込みの前方にある窪み。耳門は難聴のツボとして知られ、中耳・内耳の炎症性閉塞感を解消。側頭部からこめかみへと抜ける鋭利な響き。完骨(かんこつ)
足の少陽胆経耳の後ろにある骨(乳様突起)の出っ張りを下端から後方に辿った骨の縁。完骨で自律神経を整える作用、頭部鬱血の除去、不眠・頭痛の緩和。後頭部から首筋全体がじんわり温まる感覚。
なかでも重要なのが翳風のツボの位置です。耳たぶを前に倒したときに現れる窪みの奥深くに位置しており、茎乳突孔と呼ばれる神経・血管の出口に極めて近接しています。ここを斜め上前(鼻先方向)に向かって優しく押し込むことで、耳深部の圧力が劇的に変化する感覚が得られます。
山田 真由
自動車・モビリティライター
暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。