脳神経外科と脳神経内科の違いは?頭痛やしびれで迷う時の受診基準
Q1:頭痛がひどいのですが、近くに脳神経内科がありません。脳神経外科に行っても大丈夫ですか?
A1:受診して全く問題ありません。地域の脳神経外科クリニックの多くは一般的な頭痛外来を兼ねており、CTやMRIで重大な病変がないか確認した上で薬物療法を行ってくれます。万が一、変性疾患や専門的な免疫内科治療が必要と判断された場合は、適切な高次医療機関へ紹介状を発行してもらえます。
Q2:手足のしびれがあります。整形外科と脳神経内科、脳神経外科のどれに行くべきですか?
A2:しびれの現れ方で判断します。首や腰の痛みを伴い、首を曲げたり腰を反らしたりした時に悪化するしびれは「整形外科(頸椎症・腰椎椎間板ヘルニア)」が専門です。片側の手足が突然動かしにくくなった場合は「脳神経外科」、手足の末端が左右対称にピリピリ痛む場合は「脳神経内科」が適しています。
Q3:物忘れ外来は、脳神経外科と脳神経内科のどちらが担当しているのですか?
A3:病院によって異なりますが、両科が共同で担当しているケースが一般的です。まずはCTやMRIで「慢性硬膜下血腫」や「正常圧水頭症」といった手術で治る疾患を脳神経外科が除外し、その後、アルツハイマー病などの内科的治療や介護認定のサポートを脳神経内科(または精神科・心療内科)が引き継ぐのが標準的な流れです。
Q4:救急車を呼ぶべきか、翌朝の受診を待つべきかの判断基準はありますか?
A4:突然の激しい頭痛、意識の混濁、顔のゆがみ、ろれつが回らない、片側の手足の麻痺がある場合は、夜間であっても迷わず119番通報してください。脳梗塞や脳出血の急性期治療は分単位で予後が左右されます。判断に迷う軽微な症状の場合は、救急安心センター事業(#7119)などの医療電話相談を活用することをお勧めします。