【2026年現地ルポ】九州深部に眠る「地球のへそ」へ――なぜ世界中の旅人が熊本・山都の最古の聖地を目指すのか

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この地を語る上で欠かせないのが、5年に一度開催される伝統儀式「五色神祭(ごしきじんさい)」だ。赤、白、黄、黒、青という五つの皮膚の色を持つ人類の祖先がこの地に集い、世界の平和と調和を祈ったという壮大な伝承に基づいている。人種や国境を越えた「地球市民の和合」という理念は、分断が懸念される現代世界において強い共感を呼んでいる。

前回の開催を経て、2026年の現在もその思想は色あせるどころか、持続可能な社会を目指す若者たちの心に深く響いている。境内に立つと、人種や文化の壁を超えて人々が互いを認め合うべきだという、太古の先人たちからの切実なメッセージが風に乗って聞こえてくるかのようだ。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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